三木(みき)
第37話から第41話にかけて登場。普段は後藤の右腕を構成するパラサイト。その名前は正体を開示した当初は両腕と頭部の三体のパラサイトの融合を示唆した「三木」とミスリードさせていたが、後に頭部を後藤と交代する際に本来の担当部位である「右手」に由来する事が判明する[47][48]。頭部を後藤と交代する際にメインの統率者である後藤に代わって頭部の統率をこなすことが可能であり、その際は後藤が代わって右腕部を務める[49]
新一・ミギーへの刺客として後藤が推挙されたところに自ら志願し、「強敵との戦い」を目的に彼らの元へ赴く。向かい合っての斬り合いでは両腕を刃物化することができるという優位性を生かし、攻撃の手数で新一とミギーを圧倒した。しかし戦っているうちに、走るスピードが遅いため新一とミギーに追いつけない、両腕を変形しての攻撃をうまく扱えずに空中で衝突させてしまい勝機を逃すといった、全身を完全に統一制御できていないことによる運動性の低さを露呈し、そのことによる弱点を突かれて敗北し後藤と交代する[49]。その後名前を呼びかけられる場面はあるものの[50]、作中の描写内では「三木」として現れることはなかった。
新一が遭遇したパラサイトの中では珍しく表情が豊かで饒舌で[51][52]、陽気なお調子者のように振る舞っている。しかしそれは、その方が餌にするための人間をナンパする成功率が高いという目的の元、人間の表情を研究して真似たものであり[53]、実際には人間としての感情を身につけているわけでない。そのため微妙な機微を察することはできず、作った表情は大げさかつ場違いな場合もあり[53][54]、人間の表情とは異質なものであることをミギーからも指摘されている[54]

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